フリーランスが業務委託契約で働く際に注意すべきこと

フリーランスとして働いているエンジニアは、自分で仕事を選んで受諾することができるので注意すべきことがたくさんあります。では、フリーランスが業務委託契約を結ぶ際には、どんな点に注意すべきでしょうか。

業務委託契約とは、フリーランスで働く人に特定の業務を委託する契約のことです。
例えば、クライアントからホームページ作成の依頼があった場合、クライアントの要望に沿ったものを納期までに作成して報酬を得る、といった働き方が業務委託契約です。業務に応じて、その都度クライアントと納期や報酬を確認して契約を結びます。

業務委託契約で働く際、フリーランスがまず注意すべきなのは、偽装請負です。
偽装請負とは、クライアントがフリーランスに対して労務管理を行い、実際には雇用している労働者のように働かせることです。

企業は雇用者に対して保険などを払う必要がありますが、そうした責任を逃れるために偽装請負を行うことがあります。フリーランスで働く際には、きちんと業務ごとに契約が履行されているかを確認することが大切です。

もう一つ、フリーランスが業務委託契約で働く際に注意すべきことは、報酬の確認です。仕事をした後になって、報酬額に食い違いが出るとトラブルになりかねないため、事前にしっかりと確認するようにしましょう。

なお、クライアントによっては継続的に仕事を委託する代わりに、安い報酬を提案することもあれば、納期が短いために高額の報酬を提案することもあります。報酬額と仕事の内容が見合ったものなのかもきちんと確認しましょう。